■海にいちばん近い駅「海芝浦ぶらり旅」のススメ
ふと、日常の喧騒を離れて、海を眺めてみたくなることがあります。
そんなとき、お勧めなのが「海にいちばん近い駅」として有名なJR海芝浦駅の探訪です―。
写真を見て明らかなように、この駅はホームが海に直面しています。

電車を降りると、ホームの真横は海・・・
思わず釣り糸を垂れたくなるほど、海が近いのです(もちろん実際にしてはいけない)。

▲電車の中から見た大型船航行の図。日常ではなかなか味わえない醍醐味。
●どうしても出られない駅?
海芝浦駅は、「芝浦」の名が示す通り、株式会社東芝(←旧・東京芝浦電気)の京浜事業場の構内にあります。
そのため、駅の出入り口は守衛所になっており、関係者以外の一般人は、駅から出ることが許されません。
入場には東芝の従業員証・入場許可証が必要ですし、駅構内から東芝敷地内へ向けた撮影行為も禁止されています。
そう。海芝浦は、「海に近い」だけでなく、「外へ出ることのできない駅(閉ざされた駅)」としても有名なのです。
しかし、海芝浦は「関東の駅百選」にも選ばれたムード満点の駅。物好きな一般人(?)がここを訪れるケースも多いでしょう。
折角訪れたのに、ホームで、あるいは電車の中でただじっとしているだけというのも・・・
その事情を慮った「いなせ」な東芝の好意によって、ホームの先に「海芝公園」という小さな公園が作られています。
くつろぎのスペース。素晴らしい計らいだと思います。

▲「海芝公園」にはベンチが設けられており、一息つける。ここから眺めるコンビナートは絶品。 工場マニアも必見だ。

▲公園からホームを望む。片面ホームだが、風格を感じる美駅。いつまでも眺めていたい。
海芝公園の開門時間は意外と長く、9時から20時半まで。好きなだけ海景色を堪能しましょう!
駅構内には水洗トイレや自動販売機(2台)もあるので安心です。
○アクセス
JR鶴見駅から構内改札を通って「海芝浦行き」11分。日中は1時間に1本。折り返し時間は約25分。