ドラえもん研究まとめ
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2008年04月26日

意外とレア! ジャイアン「心の友」認定者リスト

ジャイアンの名台詞と言えば「心の友よ」。
これまでに何人が「心の友」に認定されたのでしょうか。

今回は、そんな「心の友」をリスト化してみました。

その数、何と 20回、延べ22名
意外と少ない・・・ことが判明しました。

▼キャラ別「心の友」認定回数と割合は以下の通りです。

のび太がダントツです。
過去に173回も殴られているのび太。
その「裏返し」でしょうか。

というか、のび太とドラえもんとスネ夫だけです。
非常に認定者のパターンが少ないのが特徴です。

▼シーン別「心の友」認定要件は以下の通りです。

ジャイアンの命である「歌」関係が群を抜いています。
次がスネ夫から何かを借りたとき。
意外と「現金」なジャイアンの素顔も見えてきます。

では、詳しくリストをみてみましょう。

巻・話 「心の友」認定者 状況とジャイアンのセリフ
11巻「ジャイアンの心の友 のび太 のび太がジャイアンのご機嫌取りに「ジャイアンの歌のレコード」を出すことに。レーベルは「ノビタレコード」、デビュー曲は「乙女の愛の夢」。

気を良くしたジャイアン、
今からおまえは、おれの親友だ!心の友だ!
と涙を流して喜ぶ。

これが記念すべき「心の友」第一号である。

のび太 ジャイアンの強制力で、町中のあちこちから、「乙女の愛の夢」が流れるようになった。

気を良くしたジャイアン、
心の友よきょうだいよ。このぶんだとNHKの紅白出場も、ゆめじゃない。
と涙を流して喜ぶ。
12巻「ウラオモテックス」 スネ夫 スネ夫がジャイアンと道端でばったり。スネ夫、ご機嫌取りのごあいさつ。

「よっ、人気歌手。これからテレビ局?」
「こんどのリサイタルいつ?楽しみにしてるんだよ。」

気を良くして歌いだすジャイアンを見て、「ぷっ、ばかはおだてやすいよ。」と一言。その場を立ち去る。

再びスネ夫と出会ったジャイアン。
おう、心の友よ。新曲を聞いてくれ。」といきなり歌いだす

道具「ウラオモテックス」 の力で「裏表」がなくなったスネ夫、「うんざりだなあ。ばかのごきげんとるのもらくじゃないや」と発言。ジャイアンにボコボコにされる。

13巻「ジャイアンシチュー」 のび太 ジャイアンがシチューを作ることに。その名も「ジャイアンシチュー」。

中身はひき肉と沢庵と塩辛とジャム、煮干し、大福・・・がミックスされたもの。効果音は「ドローリ」といかにも・・・

スネ夫いわく、「ぶきみなにおい」。

のび太、道具「味のもとのもと」を使って「ジャイアンシチュー」をおいしそうに食べる。

「こんなうまいものはじめてたべたよ。おかわりほしいな。」

喜んだジャイアン、「きみだけだ、わかってくれるのは。きみこそ親友だ。心の友だ

16巻「シンガーソングライター」 のび太、ドラえもん 道具「メロディーお玉」を使って、あこがれのシンガーソングライターになったジャイアン。

おれはこれを使ってつぎつぎに名曲を作るぞ!そして、世界的な大歌手になるんだ。
ドラえもん、のび太!ありがとよ!おまえたちは、おれの心の友だ、親友だ!

のび太、ドラえもん リサイタルを聞く相手がいなくて困っていたジャイアン。のび太らを見つけて・・・

おう、親友よ。心の友よ。いいところであった。

17巻「驚音波発振機」 のび太、ドラえもん 未来の防虫具、「驚音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ退治機」に必要な「驚音波」テープを紛失したドラえもん。

テープの代わりに、ジャイアンの 歌から発せられる有害な音波を取り出そうと画策したのび太とドラえもん。早速ジャイアンをだまして・・・

「ぜひきみの新曲を聞きたいんだよ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。心の友よ!

むせび泣くジャイアン。

のび太 「驚音波発振機」の評判を聞いたジャイアン、のび太の家を訪問。

心の友よ。たのみがある。スネ夫の家のゴキブリを退治したそうだな。うちもたのむ。

冷や汗を流すのび太。
18巻「のび太の部屋でロードショー」 スネ夫 スネ夫が買った漫画「ドタバタくん」。

「おもしろいんだぞ。すぐ売りきれちゃうんだ。」

なかよく読もうな。心の友よ。
ちょっと現金なパターンの「心の友」である。

25巻「円ピツで大金持ち」 のび太 道具「アルバイト料先ばらい円ピツ」を使い、ジャイアンの野球チーム「ジャイアンズ」のホームグラウンドを作ると宣言したのび太。

え〜っ。わがジャイアンズの、ホームグランドを作ってくれるって!!し、しかしのび太さん。土地を買うだけで、何億円かかることやら。

のび太「いいんだ。この円ピツでチョコチョコっと・・・。そのかわり、ぼくがエラーや三振してもおこるなよ。」

もちろんだとも。心の友よ。
涙。鼻水。顔を水浸しにして喜ぶジャイアン。

29巻「グンニャリジャイアン」 スネ夫 恋煩いをしたジャイアン。

おべっか使いのスネ夫、「ぼくらはね、ジャイアンのためなら、火の中 水の中へでもとびこむよ。」

涙を流し「心の友よ!!
対象者なし 三時間のうちに、あの子とおれを友だちにしろ!成功したやつは心の友だ。失敗したやつは、ただではすまねえぞ。

もはや選択権すらないのび太とスネ夫。

32巻「腹話ロボット」 スネ夫 「ひさしぶりに新曲ができた。おれの作詞作曲だ。ききたいか。」

スネ夫、おべんちゃら。「ききたい!ききたい!ひさしぶりだなあ。おそいんだよジャイアン。いつ新曲ができるかと、まちくたびれちゃったよ。」

なまけて悪かった。心の友よ。

のび太「おそいんだよ、ジャイアン。もっとおそくてもよかったのに。ききたいききたい。どうせきかされるなら、いやなことは早くすませたい。」

・・・ジャイアンにボコボコにされるのび太。

のび太 ジャイアンリサイタル。

のび太、「腹話ロボット」を使って発言。
ひどい歌だなあ。はっきりいって、がっかりしたなあ。ジャイアンの歌は、こんなもんじゃないはずだよ。おかしい!ひょっとして、のどをいためているんじゃない?」

そういえば・・・・・・、ゆうべメザシをくった時、小骨をのどに・・・。

のび太「やっぱり!!むりしちゃだめじゃないか。将来の大歌手が、もっとのどをだいじにしてくれなくちゃ。」

ジャイアン、のび太の手を「ガッシ」と握り、涙を流して・・・

心の友よ!!きみだけだ。こんなにも気づかってくれるのは。きみのいうとおり、のどがなおるまでリサイタルをのばそう。

33巻「大人をしかる腕章」 のび太 「大人をしかる腕章」を持っているのび太に対して、ジャイアン。

よう、うちのかあちゃんもしかってくれよ。おれが悪いことすると、おこるんだ。

のび太「悪いことしておこられるの、あたりまえだろ。」

ジャイアン、無言の圧力でのび太を脅す。

「大人をしかる腕章」でジャイアンの母ちゃんを叱ったのび太。

ジャイアンの母ちゃん「もう、どんな悪いことしても、しからないからね。」とジャイアンに土下座・・・

それを見て安心したジャイアン、のび太に「心の友よ!!」と涙を流して抱きつき、頬ずり・・・。

35巻「ジャイアンへのホットなレター」 のび太 ジャイアンファンレター大募集を強制的に行わされることとなったのび太とドラえもん。

道具「もはん手紙ペン」を使って、ジャイアンのファンレターを書いたのび太。

「ぼくにはふしぎでたまらないのです。どうして、紅白歌合戦にジャイアンがでないのでしょうか。これからも、男の心を歌いつづけてください。世界人類のために!!」

感動したジャイアン
きまりだ!これが一等だ。だれがかいた?
心の友よ!!きみのようなファンをもって、ぼくはしあわせ者だ!!
」と涙を流して抱きつき、頬ずり・・・。

一等賞品はジャイアンの特大パネル。
のび太の部屋を占拠。「ぼくたちの居場所がない。」と大泣きするのび太とドラえもん。

42巻「万能クリーナー」 スネ夫 ジャイアンが風邪で学校を休んだ・・・
のび太とスネ夫のやりとりから。

のび太「ジャイアンがいないと、のびのびするね。」
スネ夫「ほんと!いつまでも休んでほしいよ。

そこへジャイアン登場。

スネ夫「よかった。ジャイアンがいないとさびしくて・・・。

ジャイアン「スネ夫、たのみがあるんだ。
スネ夫「いいとも!きみのたのみなら、なんでもきくよ。」

ジャイアン「帰ってから、休んでたあいだのノート写させてくれ」
スネ夫「おやすいご用。」

スネ夫「ぼくで役立つことなら、なんでもいってよ。」
ジャイアン「スネ夫!心の友よ!!

調子のよすぎるスネ夫。

スネ夫 学校帰り・・・

「さあ、ノートをかすよ。」

ジャイアン「おお 心の友よ!!
ちょっと現金なパターンの「心の友」である。

43巻「かしきり電話」 のび太 ジャイアンのリサイタル屋内会場探しを命じられたのび太とドラえもん。なんとか見つけ出すと・・・

えっ、みつかったって。心の友よ!!
43巻「へたうまスプレー」 のび太 「ジャイアン音楽院」を設立したジャイアン。

みんなもしってるとおりおれのうたは天才的だ。この才能をおれひとりの物にしとくのはもったいない。で、みんなにみっちり歌を教えてやろう、というわけさ。入学したい?

のび太「・・・・・・・・・・・・・・・・・したい。」

なんかいやいやみたいだなあ。無理にとはいってないんだぞ。

のび太「じゃ いうけど、じつはあんまり気がすすまないの

え?今なんていった?はっきりきこえなかったけど。 大きな声でもういっぺん!!

のび太「教えてください!ぜひぜひ!!」

そういうと思ったぜ、心の友よ

強制入学させられたのび太。

乱暴極まりないジャイアン。彼の強力な決め台詞が「心の友よ!」です。

この言葉は、ただの感激にとどまらず、
「自分のために尽くしてくれる友」に出会った時の、魂の叫びともみてとれます。

かと思うと、スネ夫に漫画本やノートを借りる時に使う「心の友よ!」があることも分かりました。その意味では、安っぽい「心の友よ!」もあるということですね。ジャイアンも意外と現金です。

そして大きな例外はこれですね。
「三時間のうちに、あの子とおれを友だちにしろ!成功したやつは心の友だ。失敗したやつは、ただではすまねえぞ。」(29巻「グンニャリジャイアン」)
これなどは、「心の友」をダシにした脅しでしかありません。ジャイアンの恐ろしさを改めて感じることができます。



参考文献 藤子・F・不二雄著『ドラえもん』 1〜45巻(小学館)

投稿者: uuseizin at 10:41

2008年04月20日

のび太vs.ドラえもん〜ドラえもんの「毒舌」大全〜

のび太の「お世話ロボット」ドラえもん。

今回はそんなドラえもんがのび太に
思わず発した「毒舌」をリスト化してみました。

その数、なんと37回
のび太のあまりのダメ加減に、ストレスが溜まっているようです。

▽これまでの毒舌を分類したのがこの図です。

のび太の「人格全般」に対する毒舌が最も多く、
次いで知力、ルックス、美術センス・・と続きます。

では、どんな毒舌が発せられたのか、早速みてみましょう。

巻・話 ドラえもんの毒舌 状況とのび太の反応
3巻「うそつ機」 「きみに、ひとをだませるわけがないよ。
うそをつくには、あるていど頭ががよくなくちゃ。そこへいくと、きみは・・・・・・。」
エイプリルフールでだまされ、悔しがるのび太に一言。
「どういういみ?」と、顔を真っ赤にして怒るのび太。
3巻「そっくりクレヨン」 (のび太の描いた絵を見て)
「へたなもんか。こんなにうまく、ねこをかいてあるのに。
えっ、いぬなの。へただなあ。
写生で犬を描いたのび太。あまりの下手さに皆に笑われる。

それを見たドラえもんも実にストレートに回答。「ああん。ドラえもんもばかにした。」と部屋の隅でスネるのび太。
5巻「のろのろ、じたばた」 「のんびりしすぎてるんだよ。はっきりいえば、のろまだ!ぐずだ! のび太のあまりのだらしなさっぷりに、見開きで説教をするドラえもん。思わず「のろま!ぐず!」の大合唱。

のび太、「ムウ」とムキになる。

5巻「かがみの中ののび太」 (のび太の映った鏡を見て)
「ぼく、こんなへんな顔してたかな。」
のび太の顔を見るなり、一言「へんな顔」。腕組をして真剣に悩むドラえもんが面白い。

のび太は鏡の中に囚われの身。泣き顔で「のび太だよう。」と訴える姿が哀れを誘う。

5巻「つづきスプレー」 (のび太の描いた絵を見て)
「ほう、戦艦大和か。かっこよく、海上を進んでる絵が、かきたかったって。なるほど、無理だ。ガハハ
自分の描いた絵を何度も破り捨てるのび太を見て、ドラえもんは「あきらめるな」とハッパをかける。その直後にこのコメント。「ガハハ」という品のない笑いがさらにのび太を傷つける。

「キッ」とドラえもんを睨みつけるのび太。

7巻「タヌ機」 「それはひどい!こともあろうに、のび太くんを。タヌキににてるなどと・・・・・・。
プーッ ク・クク・・・ うまいこというなあ。ゲラゲラ
「のび太はタヌキにそっくり」・・とスネ夫らに馬鹿にされたのび太。それを受けてドラえもんは・・・

怒るのび太に「「ゆるせ、あやまる。」といって(←あんまり謝っているようには思えないが)、ドラえもんが出した道具は「タヌ機」であった・・・。

10巻「のび太の恐竜」 「どこからかき集めてきたのやら・・・・・・、山のように本をつみあげて・・・。あの頭では、半分も理解できないと思うし・・・・・・
すぐあきてなげだすだろうけど・・・、自分の力でやってみようという心掛けはりっぱだ!失敗してもいいさ!あたたかい目で見守ってやろう!」
珍しく机に向かうのび太に向かって、エールを送る感動的なシーン・・・だと思ったが、よく見ると立派な毒舌であった。

独り言なのでのび太には聞こえず。
11巻「あらかじめアンテナ」 「あきれたねえ、ほんとにもう・・・・・・。なにか落ちてきたら、よけるなりうけるなりするのがふつうだろ。あたってからじゃおそいんだ。なんでも先へ先へと考えなくちゃ。
ころぶ前に、おきるとか、落とす前に、ひろうとか

きみはいつもおくれるんだ。のろいんだよ。」
空から飛んできたボールにぶつかったのび太。その治療をしながら、ドラえもん、ここぞとばかりに言いたいことを言っている

のび太、「だまってきいてれば、ずいぶんいいたいこというなあ。」と憤慨。

12巻「正義の味方セルフ仮面」 「よくあんなものにむちゅうになれるな。
いいとしして、単純というかなんというか・・・・・・。ある意味ではしあわせな人だ。」
テレビのヒーローものに夢中になるのび太を見て、一言。ちょっと冷たすぎる・・・のび太に聞こえていないからいいが・・・

その後のび太、ドラえもんに「正義のみかたを出してくれ」と懇願。

ドラえもんは一言、アホか。
相当機嫌が悪かったのだろう。

13巻「ロケットそうじゅうくんれん機」 「宇宙探検なんて、きみみたいななまけもののおっちょこちょいのいくじなしには、とてもむりなんだよ」 部屋の隅でスネるのび太。

ドラえもん、「ごめん。」「いいすぎた。」「わるかった。」とフォロー。

15巻「ナイヘヤドア」 「えらい!!いくじなしであまったれで、気も頭もよわいきみが、よくそこまで決心した!!」 一人暮らしを決心したのび太を褒める・・つもりが・・・毒舌になってしまったパターン。こういうときこそ、普段思っていることが口に出るのです。

不愉快な顔をするのび太。

16巻「びっくり箱ステッキ」 「ええっ、びっくり箱なんかこわがってるの。
あんなものをこわがるのは、きみぐらいのもんだよ。」
びっくり箱に驚き、怖がるのび太を見てグサリと一言。

部屋の隅でスネるのび太。

17巻「空であそんじゃあぶないよ」 「あぶないスポーツだし、君は運動神経ゼロだし」 「空のレジャーセット」を貸せ、とせがむのび太にドラえもんが一言。

「なおさらスポーツやらせてうまくさせようと思わないの」かと、珍しく毒舌に反論するのび太。

17巻「あべこべ惑星」 「あほらしいというか、いじらしいというか・・・・・・・・・。
よしよし、お星さまはきっと聞いてくださるよ。」
のび太、いつもみんなに馬鹿にされるので、りこうになれるよう、星に願いをかけることにした。

七夕飾りを作ろうと決心。しかし竹がなかったので短冊をつりざおに吊るし祈りをささげることに。

短冊に書かれた願いは「りこうになりたい

・・このいじらしい(というか意味不明な)行動をとるのび太を見て、ドラえもんが思わず一言。

完全に嫌味なのに、のび太は「わかってくれるのはドラえもんだけだ」と気づいていない

「ええと
一つ二つ三つ・・・・・・。
かぞえられるわけないだろ、バカだなあ。」
七夕の星が、「向かいの家のアンテナから上へ数えて何番目にあるか」を聞くのび太に対して、思わず本当に数えてしまったドラえもんがかわいい。

もちろん、数えられるわけもなく、本音が出てしまった。「バカだなあ

大泣きするのび太。「あ〜っ、バカといった、ぼくのことまたバカにした!

・・・のび太もちょっとセンチになりすぎですね。でもこの「バカといわれて怒る」シーンこそが、本話の重要な伏線になるのです。

20巻「雪山のロマンス」 「いや、ぼくもかねがね不思議に思ってた。
あんないい子がなんだってよりによってのび太くんなんかと。もう少しましな男がいっぱいいるのに・・・。」
「心配になってきた。タイムマシンで調べると ぼくは将来しずちゃんと結婚することになってるだろ。でもね、どうもいまのとこそんなムードじゃないんだ」と、真剣に悩んでいるのび太。

それに対するドラえもんの答えがストレートすぎる!

「いいすぎだ!!」と憤慨するのび太。

22巻「ジャイ子の恋人=のび太」 ギャハハハハ きみが女の子につけまわされるなんて・・・、天地がひっくり返ってもありっこない。」

(ジャイ子がのび太の影を追っていると知って、のび太「まさかぼくがすきになったとか・・・」とコメント)
「それはない!たとえジャイ子でもぜったいにない。」
と断言。

誰かがのび太のストーカーに!?

ここんとこだれかがぼくをつけまわしているんだ。女の子らしい」と打ち明けるのび太。それを聞いたドラえもんは・・・

22巻「ラジコンシミュレーターでぶっとばせ」 「あぶないんだ。きみみたいににぶい男は、きっと大けがをする。だから貸さない。」 「ラジコンシミュレーター」を貸し渋るドラえもん。意外な顔をして聞くのび太。

まさかいきなり「にぶい」と言われるとは思いもよらなかったのだろう。少しかわいそう。
22巻「のら犬『イチ』の国」 「あの顔を見ろ!きみよりりこうそうだよ。」 「進化放射線源」で進化した野良犬、イチの聡明な姿を見て、思わず本音を漏らすドラえもん。

不満そうな顔を示すのび太だったが、のび太も操作できないような機械を操作する姿をみて思わず、「できた!!ぼくより頭いい!」とわずか3コマで敗北宣言

23巻「本人ビデオ」 「先生にほめられたって?
アハハ、うそだ。
ひとりで掃除をするのび太を見て、「えらい!きみが、そんなまじめな子だとは、しらなかった。」とほめる先生。

早速ドラえもんに報告をするが・・・
アハハ」はひどすぎると思う・・

24巻「ガンファイターのび太」 「じつにふしぎだ!ほかになんのとりえもない。頭も悪い、運動もだめ、のろまでぐずで・・・。」

(「西部劇時代のアメリカに生まれていれば」と想像するのび太に対して・・・)
「きみは、おくびょうだから。うちあいが始まると、にげるか気絶するか・・・・・・。」

「ウエスタンゲーム」でパーフェクト三万点を取ったのび太。

「きみは、射撃とあやとりの天才だ。」とほめちぎった後、しっかりと落とすドラえもん。言いすぎ・・・
25巻「な、なんと!!のび太が百点とった!!」 「ああ、ついにカンニングしたか。」

もののはずみということもある。のび太くんがぐうぜん百点をとることだって、ありえないことではないのだ」

ついに百点を取ったのび太。

そこでドラえもんが発した言葉は、あまりにも残酷で・・・

その後ののび太の僻みがすごい。
いいんだよ。ぼくなんかが百点とるのがまちがいなんだ。ひるねして、0点とってりゃあいいんだよ!

こういうときは、誰かが褒めてあげなければいけませんね。

25巻「カンヅメカンでまんがを」 「まんが家じゃないんだから、へたならへたなりに、いっしょうけんめいかいた作品なら・・・。

・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・
それにしても、これはへたくそすぎるなあ。」
のび太の描いた漫画、「スペースマン」を読んだ感想。

わあ、はっきりいってくれちゃって」と大泣きするのび太。

27巻「○□恐怖症」 「よってたかって、いくじなしの弱虫の泣き虫ののび太をいじめるとは!!」 「のび太怖がらせコンクール」の実施を知って激怒するドラえもんであったが・・・しっかりと落としてくれた。

「ちょっといいすぎじゃないの」と怒るのび太だが、もはや慣れっこの様子。

27巻「かがみのない世界」 「気にするな。人間のねうちは顔じゃない。頭だ!力だ! のび太「かがみをみるたびに、いやになっちゃう。どうしてぼくの顔は、まんがみたいなんだろ。」

それに対するドラえもんの答えがこれ。余計に傷つけてますが、ドラえもんは「悪いこといったかな。」と不思議な顔。

28巻「なぜか劇がメチャクチャに」 「では、お客の頭のていどをのび太に合わせて選ぼう。のび太にわかればだれにもわかる。」 クラスの劇のテーマをドラえもんの道具で決めることにしたのび太たち。

スネ夫が「世界名作がいい」と提案すると、のび太は「と、いってもむずかしいのはだめ!わかりやすくておもしろいの」と自分中心の答え。

それを聞いたドラえもんはこのセリフ。サラっと言ってますが、味わい深い嫌味なセリフですね。

30巻「ねむりの天才のび太」 「そりゃ、のび太の頭はもともとからっぽだもの。」 「もしもボックス」で「ねむればねむるほどえらい」という世界を作ったのび太。

静香に「眠り」の個人レッスンをすることに。なかなか寝付けない静かに、「頭をからっぽ!」「ど〜してこんなかんたんなことができないの!?」と怒るのび太。

そこへすかさずドラえもんがこの嫌味。すぐに口論に発展。

そんなことはお構いなしに、「やかましくてねむれない」とコメントする静香のあどけなさが絶妙。

30巻「お子さまハンググライダー」 「これこそは二十二世紀の航空力学による、
最小の翼面積で最大の浮力をえるという・・・・・・・・・・・・、
こんなこといってもわからないか。」
のび太は秘密道具の科学的説明を聞いてもいつもチンプンカンプン。

これもそのパターンだが、すごいのは、「こんなこといってもわからないか」と、すでに説明が無駄だということをドラえもん自身が知っていてあえて説明しているという点。

嫌味ですね。立派な毒舌に認定。

30巻「ハツメイカーで大発明」 「いじめられないようにしっかりしろよ。でないと、いつまでたってもいくじなしで、のろまで、みんなにばかにされて・・・・・・。」 冒頭から珍しく、口喧嘩をするのび太とドラえもん。ついつい口に出てしまった言葉。

「ムカ そんなに悪くいわなくても」と憤慨するのび太、「ぼくはきみのためを思って」とドラえもん。売り言葉に買い言葉で、ついついエスカレートして・・・未来へ帰ってしまうドラえもん。

32巻「野比家が無重力」 部屋で宇宙遊泳のまねごとをするのび太の姿を見て、「ミドリ亀が紐につるされてるみたい」と大笑いするドラえもん。 セリフなし、すべて「絵」で進行するというめずらしいページ。
33巻「SLえんとつ」 「だろうね。人間は自分がもっていないものに、強くあこがれるものさ。

いかにも男性的で、たくましくて、力強くて、エネルギッシュでスピード感にあふれていて、まるっきりきみと正反対だもんね。
テレビを見て「SLはいいなあ。ぼく大すき。」と感動するのび太に放った一言。

グサ」・・のび太の胸に、巨大な剣が突き刺さる・・・よほどショックだったのか、のび太、涙も流さず、ただ、「ウ・・・・・・、ク、ク、ク・・・・・・。」とうめき声を出すのみ。ドラえもん史上、のび太がもっとも傷ついたセリフである。

ドラえもんの反省の弁。「ぼくのことばそんなにいたかった?ごめん、いいすぎた。」

36巻「いたずらオモチャ化機」 「それはけしからん!!のび太一人をよってたかってわらいものにするなんてゆるせない!!
しかもこんなよわい者を、あわれな者を、おろかな者を・・・・・・。」
のび太を「プープークッション」「開くと手を挟まれるガム」で笑い物にしたスネ夫ら。その話を聞いたドラえもんは憤慨し・・・って、最後は悪口になっていますが・・

「それはいいすぎじゃないか。」と不機嫌になるのび太。当然です。

39巻「ハンディキャップ」 日本じゅうがきみのレベルに落ちたら、この世のおわりだぞ!! 周囲の人の体力や知力を自分のレベルに合わせる道具「ハンディキャップ」。貸すのをやめようとするドラえもんのセリフがこれ。・・・言いすぎ・・・ですが・・ごもっとも・・

後でドラえもん、ショットガンのようなものまで持ち出し、のび太が「ハンディキャップ」を使って悪行をしないように監視しています・・大変な仕事だなぁ。

40巻「顔か力かIQか」 のび太「世の中、不公平だ!!ある少年は頭がよく、スポーツマンで、・・・まあ美男子で・・・・・・。」

「出木杉くんのことか。」

のび太「また、ある少年は頭がわるく、運動神経もゼロ、顔も・・・・・・。」

のび太のことだな。

自分で言わせておきながら、「いちいち当てるな!!」と怒るのび太。めちゃくちゃです。
43巻「へたうまスプレー」 「まさかそんなこと・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・そんなこと、あるかもなあ。幼稚園児みたい。」
「どうしてもうまくかけない!こんな絵、やぶいちゃえ!!」と自分の描いた絵を破ろうとするのび太を止めにに入るドラえもん。

「そんな絵を学校にもってったら、みんなに笑われる。」と応酬するのび太。

それに対する答えがこれ。のび太は激怒、ドアをバタンと閉めて外へ・・・

ドラえもん「深くきずつけたみたい。悪いことしちゃった。」という割に、表情はあっけらかんとしている・・・

43巻「食べて歌ってバイオ花見」 「植物でも、動物でも、その細胞のひとつひとつが遺伝情報つまり設計図をもっていて、これを読みとればそっくりなクローンをつくることが・・・。あ、ごめん きみにはむずかしかったかな。」 「バイオ植木カン」という道具の説明の1シーン。

舌を出しながら話している時点で嫌味たっぷり。すでに説明が無駄だということをドラえもん自身が知っていてあえて説明しているというパターン。

のび太は話に全くついていけていない。

45巻「トロリン」 「青いというよりうすぎたないけさも顔をあらわなかったな。」 「ぼくの顔色・・・・・・青いだろ。」とヨロめいて入ってきたのび太に、心配もせずに一言。強烈すぎる。

当然のび太は部屋の隅でスネる。


いや、予想以上に「毒舌」が出てきて驚きました。
結構辛辣にのび太を批評しています。・・・むしろ親より厳しいのでは?
もう一度確認ですが、ドラえもんはのび太の「お世話ロボット」。
そしてその教育方針は、
決して「手をかけて、かけて」ではなく、むしろ「ときには突き放して」ということのようです。
やさしいだけではなく、時には厳しく・・・
案外、ドラえもんは、のび太の自立心を養うための名コーチかもしれませんね。



参考文献 藤子・F・不二雄著『ドラえもん』 1〜45巻(小学館)

投稿者: uuseizin at 01:14

2008年04月13日

金持ちスネ夫の「自慢大全」 ―セリフから見る自慢遍歴全リスト―

お金持ちの代名詞、骨川スネ夫。
今回は、彼の<自慢遍歴>115シーンをリストにしてみました。

スネ夫が自慢するときの「自慢セリフ」も網羅。
眺めていると、彼の得意気な表情、
・・そして意外なほど豊富な「語彙力」が浮かんできます。

▽これまでに自慢した内容を集計してみたのがこの図です。

graph.jpg

◆最も多かったのが「旅行自慢」。全体の16%にも達しました。
ハワイ旅行から気ままなSLの旅まで。スネ夫の風流ぶりが伺えます。
◆次に多かったのが、「人脈自慢」。
大手電機メーカーの社長からテレビ局のリポーターまで、
パパの人脈が大きく影響しています。
◆「コレクション自慢」も全体の約1割。
プラモデルから切手まで、「趣味人」として、
意外なほど凝り性なスネ夫の一面がわかります。

では、各話ごとのリストを見ていきましょう。

巻・話 自慢したもの・人 スネ夫の「自慢コメント」とその状況
1巻「古道具きょう争」 骨董品コレクション(蓄音機・拳銃・ランプ・鎧・埴輪など) のび太と静香の前で
「きみにはわからないだろうな。こういう高級なしゅみは。ぼくのうちみたいにさ、車とかクーラーとか電子レンジとか。便利なものが、なにもかもそろっちゃうとさ、古くさいものが、すごおくなつかしく感じられるんだ。のび太のうちには、古いものないだろ。」

のび太「あるぞ、うちのテレビはもう十年も使ってるぞ!

スネ夫「ウシャシャ」と下品な笑い。
1巻「ご先祖さまがんばれ」 代々伝わる刀 のび太・ジャイアン・静香を前に、
れい!! 」といきなり命令

「これはうちのご先祖さまが、とのさまからいただいた家宝だぞ。」
家老を務めたご先祖 「強かったんだぞ。とのさまのあぶないところをすくったんだ。それいらい、うちはずうっと家老をつとめてきた。きみらとはちょっとちがうよ。」
2巻「勉強べやの大なだれ」 買ってもらった
新品のスキー板
スキー板をわざわざ持ち出して、「いいだろ、新しく買ってもらったんだぞ。」
4巻「ソノウソホント」 パパ自慢 「うちのパパ、えらいんだぞ。社長だぞ。」
4巻「月の光と虫の声」 デパートで買った
コオロギの音色
(コオロギの音色を聴かせながら)
「いい声だろう。じゃあ、声の聞きちん、五円ずつ、いただきましょう。デパートで買ってきたんだぞ。高かったんだ。」
5巻「地球製造法」 作ったプラモデル 怪獣仮面だぞ!目を光らせ、うでをふって歩くんだ。小学生ともなれば、このていどのプラモは作らなきゃね」
5巻「バッジを作ろう」 バッジコレクション バッジコレクション。「六十三個あるんだ。ぼくが、なんたって一ばんだね。」

ちなみにジャイアンは18個、静香6個、・・のび太は・・・「ぼく、一個で四ばん。」・・・誰も相手にされず、めげるのび太。
6巻「この絵600万円」 古銭コレクション 「ほう、ぼくの自まんのコレクションをみたいって?これだけ集めるには、大へんな苦心談があるんだ」

ドラえもん「いや、そんなこと、どうでもいいの」とバッサリ。
6巻「こいのぼり」 こいのぼり 「大きいだろう。うちのこいのぼりは。ぼくがうまれると、すぐかってくれたんだ。あのこいのように、元気にそだてといのって・・・・・・。ぼくはつくづくしあわせだと思うなあ。こいのぼりもかってもらえない子は、あわれだよなあ。」

この言葉を聞いた幼いてっちゃんは、大泣きして家に飛び帰る。

のび太・ジャイアン・静香「おかあさんひとりで、育てているんだぞ。自分ばかり、いい気になってじまんしてる。あんな小さな子供の心をきずつけて。思いやりがないんだから。バカタレ!ざんこく!」と非難轟々。

それを聞いたスネ夫はいたたまれなくなり、「みんなでぼくをいじめて、こいのぼり、わけてやればいいんだろ・・・」と、ハサミでこいのぼりを切ろうと逆上

6巻「せん水艦で海へ行こう」 ヤマハ製
モーターボート
写真を見せて、「海岸につないであるんだ。これからのりにいくんだ。」

・・のび太に対しては、「パパがうんてんして、あと三人のったら、まんいんだもん」と乗船拒否。ちなみに本話は、「のび太だけ除け者」パターンの第1弾である。
7巻「空とぶさかな」 池の鯉4匹 「どう、よくなれているでしょう。ぼくがくんれんしたんだ。さかなもなれると、かわいいよ。きみたちもかってみな。あっ。ごめんごめん。わるいこといって。このへんで、にわに池があるのは、うちだけだった。」
7巻「行かない旅行の記念写真」 ハワイ旅行の写真数十枚 写真を手に、「ハワイですよ、ハワイ!夏休みをりようして行ってきたの。いやあ。よかったねえ。おもしろかったねえ。君たちは行けなくてかわいそうだ。せめてしゃしんで楽しみな。」と毎日自慢
7巻「未来からの買いもの」 自転車 自転車を前に。「また新型買ったよ。八段変速だぞ。」
9巻「王かんコレクション」 切手「月に雁」
(1万8000円)
ピンセットで切手をつまみながら…

ありがたくおがめよ。これを手に入れるために、どんなに苦労したことか。切手マニアなら、この程度のものを一つくらいもちたいもんだねえ。」
家族のコレクション自慢 「ぼくのパパはこっとう品コレクション。ママは宝石。それぞれ道はちがうけど・・・、うちの家族に共通してるのは、一級品しかあいてにしないってことだね。」
10巻「のび太の恐竜」 パパのアメリカみやげ
「ティラノサウスルの化石」
「ざっと一億年も昔 白亜紀とよばれる時代・・・・・・。地球上は、は虫類の天下だった。その中でも、王者とよぶにふさわしいのがチラノザウルスだ!これがそのツメの化石だ。ユタ州の恐竜公園で発掘されたんだ。パパのアメリカみやげさ。」
11巻「雲の中の散歩」 オリジナル凧 のび太がスネ夫の凧を飛ばしてしまう。
とくべつ作らせたたこだぞ。どこにも売ってないんだぞ。」
14巻「ラジコン大海戦」 いとこの作ったラジコン船「大和」 のび太がなけなしのこづかいをはたいてやっと購入したラジコン船がスネ夫のラジコン船に沈められた…

「いやあ きのどくだったね。ぐうぜんにもきみらのボートが大和の前をうろうろしちゃって・・・。かりかりするなって。べんしょうしてやるよ。あんな安物。それにくらべてぼくの大和!縮尺150分の1 全長1.75メートルの大模型だぜ。いとこの大学生がラジコンの天才でね。作ってもらったんだよ。みてくれ、この重量感!この迫真力!まさに黒鉄の城というべき・・・」

のび太「スネ夫を殺して、ぼくも死ぬ!」と大激怒。
ラジコンが得意ないとこ
15巻「ゆめのチャンネル」 「1+1」が解けた! 夢の中で「1+1」が解けたことを大威張りするスネ夫。

先生「うへえっ。あなたの頭のいいのにはおそれ入りました。」と土下座で謝る。深層心理か。
15巻「あやとり世界」 あやとりができる! 「もしもボックス」であやとりが大流行のの世界に。

スネ夫、空き地で「こうやるだろ。それからこうやるだろ」と得意気にあやとりを披露。
17巻「主役はめこみ機」 テレビ出演(脇役) 「ウルトラ・ボーイ」への出演(端役)が決まったスネ夫。

「なにね、ちょっとした気まぐれでね。ぼくは出たくなかったけど、テレビ局プロダクションの社長が「ぜひ出てくれ」ってうるさいの!ぼく、よわっちゃって。で、まあ、主役だけはかんべんしてくれと、わき役なら出てあげてもいいですと。なぜってさ、人気スターなんかになるより学校の勉強を大事にしたいもんね。今夜七時から放映されるよ。よかったら、うちのテレビで見なよ。二十四インチの大画面!迫力あるよ!でも、うらやましくてしゃくにさわって見てられないという人には、すすめないけど。アハハ

テレビ出演と同時に、テレビの自慢もしてしまうところが憎い。
24インチテレビ
18巻「のび太の部屋でロードショー」 「ドタバタくん」1巻 「ついに買ったよ。おもしろいんだぞ。すぐ売り切れちゃうんだ。」
18巻「ドライブはそうじ機にのって」 いとこの買ったスポーツカー 「どう?すごいだろ。いとこが買ったんだぞ。」

・・スネ夫は全然すごくないが・・・
19巻「海に入らず海底を散歩する方法」 四丈半島の別荘バカンスの自慢写真 分厚い封筒の中には、スネ夫の旅行の写真と自慢話がいっぱい。

「遠泳大会やらボート遊びやら楽しい毎日です。きみもさそってあげられなくて、ざんねんです」

のび太「な、なにいってんだ。そんなとこ、さそわれたって・・・・・・行くぞ!

「はなれ島なので海底のけしきのきれいなこと、とりたてのサザエやアワビのおいしいこと・・・・・・・・・。きみも食べてみたいでしょう」

のび太「く〜だらない!そんなのちっとも食べたいぞっ! こんな手紙、ち〜ともうらやましい!!

大泣きをして、ドラえもんにすがりつく。
19巻「影とりプロジェクター」 パパの人脈(テレビ局のレポーター) 「ぼくのパパの友だちに、テレビ局のレポーターがいて、いろんな情報が入ってくるんだ。ちょっと人にもらしちゃぐあいの悪い話もね。」
19巻「大雪山がやってきた」 北海道スキー旅行 (出発前)
スキーに行くんだよ。スキーだぞ!!スキー。」

「知らないやつはこれだから困っちゃう。飛行機でひとっ飛び。北海道の夕日岳へ行くんだよ。人が少ないから、のびのびとすべれるんだ。うんと技術をみがいてくるつもりだよ。帰ってきたら、名スキーヤーぶりを公開するから楽しみにね。」

(出発後)
旅先から電話にてのび太へ(わざわざ電話を使用する執拗さ)。

やあ、ごぶさた!今ロッジにいるんだ。これからすべるんだよ。雪質がいいんだ。フワフワ軽くて。すべれないきみにこんなこといってもわからないだろうけど。

(おまけ)
スネ夫らはこのあと道に迷ってしまい、親子で言い争いがはじまる。その中で、スネ夫の名セリフ「キザは親ゆずりだい」が見られる。

20巻「天の川鉄道の夜」 SL旅行 「力強い汽笛!ピストンがゆっくりと動きだし、やがて・・・、巨大な鉄のかたまりが、大地をゆるがせてばく進するんだ。SLはよかったなあ・・・・・・・・・・・・。でも、もうすっかりすたれちゃって、日本では、あそこでしかのれないんだ。きみたちも、お父さまにおねがいしてつれてってもらったら?だめかも知れないけど。

小学生とは思えない表現力でSLの魅力を語るスネ夫。国語力は高そうです。

21巻「未来の町にただ一人」 ハワイ旅行 プールに誘ったのび太に対し、

「わりいわりい。今年の夏はハワイですごすんだ。」

余談だが、家族全員の貴重なサングラス姿は必見である。

21巻「ミニハウスでさわやかな夏」 自宅設備自慢 静香を宿題に誘うのび太を遮り、

「うちなんか全館冷房。冷蔵庫には、アイスくれいーむがいっぱいで食べほうだい。広い庭の木かげも涼しくていいよ。勉強するにはいいかんきょうをえらばなくちゃ。」と一言。
22巻「しあわせをよぶ青い鳥」 境遇自慢 「青い鳥」の幸せを恵みにきたのび太に対し、

「ぼくなんかさ、ハンサムで頭がよくて金持で、きみらにくらべればめぐまれてると思うなぁ。」
23巻「大あばれ、手作り巨大ロボ」 いとこの作ったラジコンロボ 「ラジコンマニアの、いとこが作ったんだ。」・・

いきなりパンチを繰り出すロボ。逃げるのび太。「にげちゃ困るんだよ。パンチ力を試したいんだ。」パンチされるのび太を見て、「正義の味方、グランロボは強いなあ。」

(改良版1)「いとこがキック装置をつけてくれたんだ。さらに改良をかさねて、もっともっと強いロボットにしような。」

(改良版2)「新しくつけたハンドミサイルをためしてみたいのに。」

24巻「のび太のヘリコプター」 ヘリコプター体験時の写真 「ヘリコプターにのせてもらって、とったんだ。ヘリコプターはおもしろいよ。空中でとまったり、地上すれすれまでおりてきたり。きみらものせてもらったら?むりだろうけど
24巻「忘れ物おくりとどけ機」 手品 静香の前で披露。「こんなのができるのはぼくだけだろうな。」自惚れ。
24巻「アニメ制作なんてわけないよ」 アニメスタジオ設営 「物置を改造したスタジオだ。」

「きいておどろくな。アニメーション映画の制作だ。」「そのうちテレビや劇場にうりこもうと思ってるんだ。」

「そこでしょくんに相談だ。アニメというのは、たいへんな仕事なんだ。資金はたっぷりあるが、人手がたりない。手伝ってもらえないかな。」
25巻「四次元ポケットにスペアがあったのだ」 田野金平のサイン 「すごい物手に入れたよ。パパがテレビ局のおえら方と友だちだったから、手に入ったんだ。きみたちもほしいだろうけど、ま、みるだけでがまんしな。」
パパの人脈(テレビ局のおえら方と友だち)
25巻「なかまいりせんこう」 おやつ(特上のメロン) ジャイアンにわざと聞こえるように「帰って、おやつたべよ。上等のメロンがあるんだ。ただのメロンじゃないんだ。五千円もする特上のメロンなんだ。」

「メロン」を連発しすぎ。嫌味すぎるほど嫌味。
25巻「ブルートレインはぼくの家」 ブルートレイン旅行 「すばらしかったよ。ブルートレインの旅。ベッドはゆったり。町のあかりが、矢のように窓の外をすぎていく。まるで、星の海をとんでいるみたい。終点が九州の鹿児島さ。指宿の海岸でたっぷりおよいで帰ってきたんだ。楽しかったなあ!!」

情景たっぷりに自慢するスネ夫。

それを聞いたのび太に、寝台列車の旅をせがまれた、ママの名言。

ブルートイレって、それなによ。寝台列車?なんでわざわざお金はらって汽車の中でねるのよかわったところでねたけりゃ、物置でねなさい。泳ぎたければ、プールへいっといで。
 

26巻「テレビとりもち」 新発売の「宇宙アドベンチャーゲーム」 ぼかァね、新しいものがでると、人より早くパッとかわないと、気がすまないのよね。

「3人用」ゲームなのにのび太(4人目)をわざわざ呼びつけているところが憎い。
26巻「アワビとり潜水艦出航」 四丈半島の別荘旅行 風邪をひいたのび太の家に寄り、わざわざ・・・

「ふうん、かぜをひいたの。それは残念だなあ。四丈半島の別荘へいくんだよ。ぜひきみも、さそおうと思っていたのに。ウニやアワビやサザエがごろごろ・・・・・・。とりたてをツボヤキにすると、おいしいのなんのって・・・。ジャイアンやしずちゃんもくるんだけど。かぜじゃしょうがないなあ。

26巻「空気中継衛星」 空気缶詰 「世界の空気かんづめだよ。南極や、ハワイのワイキキビーチやマッターホルンの頂上や・・・・・・。」「ハワイの空気のかんづめなんか、こうやって目をとじると、波の音やハワイアンがきこえてくるような。」

このあとのび太、勝手に缶のふたを開け、「なんてことないや」と一言。激怒するスネ夫。
27巻「コンチュウ飛行機にのろう」 ハワイ旅行をスライドで紹介 自分の旅行をわざわざプロジェクターで紹介するのがスネ夫クオリティ。

「自家用飛行機だぜ。アメリカの金持ちって違うんだよなあ。持ち主はパパの友だち、ミリオネヤ・カネダさん。それをのりまわしてハワイの島めぐりをやったんだ。自家用機はいいね。いつでもどこでへでもすくなところをとびまわれるんだから。パパなんかすっかり気にいっちゃってさ。うちでもかおうかなんて。毎朝学校へいくにも、自家用機でグランドへスーッと・・・・・・。」
パパの人脈(友だちのミリオネヤ・カネダ)
27巻「職業テスト腕章」 パパ自慢 「どんな仕事をしたい?」という先生の問いに対し・・・

「ほんとはデザイナーになりたいんだけど・・・・・・、たぶんパパの会社をついで社長になるでしょう。」とさりげなく自慢。
28巻「しりとり変身カプセル」 パパの人脈(友だちの牧場主) 静香の夢、「真っ白な天満に乗って、青い空をどこまでもとんでいく・・・」

「その夢、半分だけかなえてあげよう。パパの友だちの牧場に、ペガサスって馬がいるんだ。まっ白なおとなしい馬だよ。しずちゃんをのせてあげる」

28巻「しずちゃん心の秘密」 静香へのプレゼント(田之木彦彦のサイン) 秘密道具「アンケーター」を使い、スネ夫のDNAに、「静香への誕生日プレゼントを何にするか」を秘密裏に調査したのび太とドラえもん。

曰く、「パパがテレビ局の社長と友だちだろ。とくにたのんで、大人気トップスターの田之木彦彦のサインをもらってきたよ」と。
パパの人脈(テレビ局の社長と友だち)
28巻「のび太航空」 旅行経験の自慢 のび太とドラえもんが開設したのび太航空に対して…

「ぼくはね、ハワイとかパリとかいって、空の旅についてはベテランなのよ
きみらの飛行機にのってあげて、
いろいろアドバイスしてあげてもいいなと・・・・・・。」

「座席がきゅうくつだな。ファーストクラスをつくるべきだ」
自宅の大きさ フライトの途中で・・・

・のび太の家を見て。「ちょっとちょっと。あの小さい家は、だれの家?

・自分の家を見て。「あっ、あのりっぱなおやしきは?」←しらじらしい。

・ジャイアンの家を見て。「ジャイアンの家は、ボロっちいな。
29巻「百丈島の原寸大プラモ」 いとこの作ったプラモ 「クイーン・エリザベス二世号のプラモ。ラジコンだよ。いとこが作ってくれたんだ。これから四丈半島の別荘へもってくんだ。きみらもどう?昼泳いで、夜はプラモを作ろう。いっぱいあるんだ。」

・・例によってのび太は仲間外れに。
四丈半島の別荘旅行
29巻「宇宙探検ごっこ」 「宇宙たんけんゲーム」 「ものすごくおもしろいんだぞ。」と自慢しておきながら、「悪いなあ、このゲーム三人までしかできないんだよ。」とまたのび太を仲間外れに。

静香「いつもそんなこといって、のび太さんをなかまはずれにするなら、あたしも帰るわ。」やさしい。
29巻「プラモが大脱走」 バンダムのプラモコレクション 「ぼくなんか十一種もそろえたもんね。(部屋に案内して)ここでジオラマを撮影するんだよ。写真をあげよう。いろいろ改造したりして、バンダムの全機種三十六種類そろえるのが目標なんだ。」

自慢のしすぎで、ジャイアンに全部持っていかれてしまう。ジャイアン曰く、「うちをバンダム本部にするから」ということらしい・・・
29巻「広〜い宇宙で海水浴」 海水浴にかこつけた、四丈半島の別荘自慢 「うちは四丈半島に別荘があってさ。そこへいけば海はきれいで、すいてて、ま、うちのかしきりみたいなもんだけどさたまには、人びとでごったがえす海水浴場も、おもしろいのではあるまいかと・・・。あれ、のび太くんどったの?むずかしい顔して。どうせなかまはずれ?と〜んでもない。そんなことしませんよ。一人だけおよげなくてさぞつまんないだろうけど、ぜひ砂遊びにいらっしゃい
29巻「ツバメののび太」 熱帯魚 「早く早く。いいものみせるからぼくんちへいらっしゃい」とスネ夫。

ドラえもんは「ばかばかしい。だれがいくか!」と一言。しかしのび太は・・「でも・・・・・・。なにを買ったかみたい気もする」とスネ夫の家へ。

この「悔しいけど見たい」という庶民的感情こそ、スネ夫がのび太たち相手に自慢し続けられる要素なのだろう。

スネ夫、「グッピーだろ。ネオンテトラだろ。ソードテール。エンゼルフィッシュ。ディスカス。(水槽も)特注なの。ま、ちょっとした水族館ね。きみらも作ってみな。楽しいよ。あ、そうか。きみらの家じゃおきばがないか。」と自慢のオンパレード。
29巻「翼ちゃんがうちへきた」 パパの人脈(テレビ局のおえら方と友だち) なに、こないだテレビ局へふらっと遊びにいってね。局のえらい人が、パパの友だちだもんで、タレントと・・・。」
有名人(丸師丸広子、でめきんトリオ他)とのツーショット写真5枚
30巻「人気スターが真っ黒け」 有名人の手形(田之木彦彦ほか)&女性タレントキスマーク(松木伊代・伊藤つばさ・速目優ほか)コレクション 「田之木彦彦の手がただよ。ほかにも有名歌手やタレントの手がたがいっぱい。ただのサインなんてつまんない。手がたをながめてると、その人本人が身近にいるような気がするんだ。この女性タレントのコレクションがすごい。なんと!キスマークなのだ!!こんなのが手に入るのも、うちのパパがテレビ局の社長の友だちだからだけどね。ジャイアンとしずちゃんにすきなのあげる。ぼくはいつでももらえるから。」

・・さりげなくのび太が仲間外れにされている点がポイントです。
パパの人脈(テレビ局の社長と友だち)
30巻「空き地のジョーズ」 沖釣り 「パパと沖づりにいってきたんだ。つり舟をだしてもらってさ。どこまでも広がる青い空、海にゆられながら心しずかにつり糸を・・・。」

話の途中で聞いていたドラえもんは中座して沖釣りのできる道具を用意。のび太がうらやましがることをすでに予測していた。パターン化である。
30巻「野生ペット小屋」 血統書つきシャム猫「アンナ」 ペット自慢。
「うちの血統書つきのシャムネコのアンナだって!一千万円のママのダイヤがなくなったとき、みごとみつけてきたんだ。」 

わざわざ単語に高級な形容詞をつけるところが憎い。
ママのダイヤ
30巻「ホンワカキャップ」 切手コレクション ジャイアンに切手コレクションを見せびらかしたスネ夫。特にセリフはなし。

ジャイアン「おれはな、不公平なことがなによりきらいだ。いっしょに切手を集め始めて、おまえばっかりたまるのは、どういうわけだ。おれはがまんならん!」といきなり激怒し、半分ぶん取られる羽目に。
31巻「恐竜さん日本へどうぞ」 パパのアメリカみやげ「恐竜のたまごの化石」 「パパがアメリカで恐竜の卵の化石を買ってきたんだ。本物だぜ。」
31巻「録験機で楽しもう」 軽井沢の貸別荘旅行 まあ、きみらとちがってぼくなんかめぐまれているから、毎日楽しいことばかりだけどね。きのうまで軽井沢の別荘へいってきた。昆虫採集やらなにやら楽しくて、ねるまもなかったよフア〜ア」と自慢するが、内実はボロ別荘で散々の旅行だった。

雨漏りにゴキブリ、藪蚊の大量発生・・・「ここしか安いとこがなかったざます!!」とはスネ夫のママの言。
31巻「まんがのつづき」 「Dr.ストップ アバレちゃん」来週号試し刷り 「ぼくなんか、もう来週の「アバレちゃん」よんじゃったもんね。うちのパパが、出版社の社長さんと友だちでね。ためし刷りのページを、もらってきたんだ。特別に、しずちゃんとジャイアンだけに見せてあげよう」

もちろんのび太は除外。
パパの人脈(出版社の社長と友だち)
31巻「改造チョコQ」 チョコQコレクション ぼくぐらいのマニアになると、いろいろ改造して楽しんでいるんだ。/デコレーション・チョコQ、トレーラーの後ろに電池をつみこんで、豆電球を光らせる。夜走らせるときれいだよ。/水上チョコQ、後輪から画用紙の筒をのばし、キビガラをつめて、プラスチックの板をさしこみ、発泡スチロールの船体にとりつけた。/プロペラ飛行機にかいぞうしたかったんだけど、むりなのでグライダーにしたんだ。一階の窓から発進させると、けっこうとぶんだよ。/これはじょうだん。紙ねんどのおそなえをかぶせて、ミニだこをひかせるんだ。正月むきでおもしろいだろ。/きみたちもやってみたら?アイディアさえでればかんたんだよ。ぼくのコレクションから、すきなのもってっていいよ。のび太はだめ、改造なんかできっこないから。」

「ドラえもん」史上、最も趣味性が高い話ではないか。「こち亀」テイストの蘊蓄で、「チョコQ」自慢の羅列をするスネ夫。最後にのび太を除け者にすることも忘れない。
チョコQオリジナルコース 「ぼくんちの庭を一周するコースだ。かなり高度のテクニックが必要だよ。」
32巻「巨大立体スクリーンの中へ」 48インチの大型テレビ 「どう?四十八インチの大型テレビ。劇場の大スクリーンでみてるみたいだろ。こんなの売ってないぜ、松上電機の社長がパパの友だちで、とくに作ってくれたんだ。これをみたあとは、もうふつうのテレビなんてみられないねおもちゃみたいでさ アハハ・・。」

帰り道。のび太の心境に変化が。

ジャイアン「もちろんドラえもんにたのでん百インチぐらいのをだすんだろうな。

のび太「いや・・・、やめとくよ。スネ夫のじまんにいちいちはりあってたら、きりがないもの。
パパの人脈(松上電機の社長)
32巻「超リアル・ジオラマ作戦」 ジオラマコレクション 「プラモの道は広く奥深い。そのプラモ道にどれだけ真剣にとりくむかという心がまえが、(のび太とスネ夫の)二枚の写真のちがいとなってあらわれているのだ!!ぼくなんか、毎日、研究にあけくれているんだぞ。「プラコン大作」をよんだり、いとこに家庭教師をたのんだり、物置を特設ジオラマスタジオにしてるんだ。」
ジオラマスタジオ (ジオラマスタジオを見たいとせがむのび太に対し…)「ぼくの神聖なプラモ道場だぞ。のび太がみたがるなんて十年早い。」
32巻「フェザープレーン」 フェザープレーン 「はねのようにかるいからゆっくり長いあいだ飛びつづけていられるんだ。」

のび太、くしゃみをして墜落させてしまう。
32巻「連想式推理虫メガネ」 探偵事務所開設 「推理術入門」という本を読んで、「骨川スネ夫探てい事む所」を開設してしまったスネ夫。

曰く「この才能を、世の中のために役立てたいと思ってね。」と自信満々。

33巻「ポスターになったのび太」 ポスターコレクション 「部屋のムードづくりのためさ。きみらもはるといいよ。ポスターは高いから、むりかもしれないけど。」
33巻「フィーバー!!ジャイアンF・C」 伊藤翼ファンクラブ全国大会 「伊藤翼ファンクラブ全国大会にいってきたんだけどさ。熱狂的もりあがりで、すごいというかなんというか・・・。」

このクールなぼくさえつりこまれてのどがかれるほどさけんじゃって。ま、彼女の人気なら当然のことではあるが・・・・・・。」

33巻「あの道この道楽な道」 いとこと映画へ 「いとこと映画へいくんだ。」
34巻「ヤジウマアンテナ」 災害現場写真 火事の現場写真を撮影したものを自慢。
「ぐうぜん通りかかって、写真をとったんだ。」
34巻「水たまりのピラルク」 おじさんの別荘旅行の時の釣り (写真を見せながら)「おじさんの別荘のうらが、谷川になっててね。こんなのが、どさどさつれるわけ。もちろん、つる人の腕によることは、いうまでもないがね。」
35巻「空ぶりは巻きもどして・・・」 「うる星ケニヤ」のビデオ スネ夫から電話。

のび太「どうせ、またなにかじまん話だろ。ききたくもない。」と、応対拒否。ドラえもんが対応。

「長編アニメ「うる星ケニヤ」のビデオを買ったんだ。みたけりゃ、みせてやるぜ」

のび太「みたくもない!!」

ドラえもん「ぼく、みたいもんね」

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スネ夫「まだ、発売されていないビデオだぞ。しかも、劇場公開前に先立って見られるなんて、感激だろ。」
 

35巻「ジャイアンへのホットなレター」

伊藤翼サイン入りパネル 「ほら、ほら。」と見せしめ。

その直後に、「気安く見せてたまるか」と一言。なら見せるな、と。

「「つばさちゃんへのホットなレター」コンクールで、優勝してもらったんだぞ。つまり、ほんとに熱心なファンだけがもらえるパネルだよ。今度、ぼくクラブの幹部になったんだ。つばさちゃんをかこむ会など、いろんな企画や会誌の編集にもタッチしたり、いやもういそがしいのなんのって・・・・・・・・・。」

ファンレターコンクールで優勝するというのは、相当な語彙力がある証拠。

35巻「なんでもぬいぐるみに・・・」 ラッコのぬいぐるみ 静香が欲しがっていた「ラッコのぬいぐるみ」。のび太が欲しがっていると勘違いしたスネ夫は、我先に購入。

「やあいのび太、みろみろ。」

それを見た静香、「わざといじわるしたのね。」と大泣きする。ひどい。

37巻「ドッキリビデオ」 ビデオカメラ 「ビデオカメラを買ったんだよ」
37巻「かわいい石ころの話」 庭石 石をペットにできる「ペットクリーム」。

「ぼくのは庭石だぞ」と、さりげなく庭が広いことをアピール。
38巻「夜空がギンギラギン」 ハワイ旅行 「ぼくもハワイ沖でヨットからみた星空が忘れられないなあ。」
38巻「時計はタマゴからかえる」 パパのスイスみやげ「みみずくの時計」 「パパのスイスみやげ。ほしがっても、売っていないよ。」
38巻「ねながらケース」 ファミコンソフト 通りすがりにのび太に、「ファミコンの新しいソフト買ったよ、すごくおもしろいの。でものび太にはかさない。すぐこわすから。」
38巻「バショー扇の使いみち」 家の環境自慢 「うちの庭って広いじゃない。木がいっぱいしげってるじゃない。だからガラス戸をあけると・・・・・・・・・。さわやかな風が緑のかおりをのせてふきぬけていくんだよ。ゆっくりしてっていいよ。せまい家にかえりたくないだろう。」

スネ夫「だけどな・・・・・・・・・、ちょっと人数が多すぎるんだよな
ジャイアン「やっぱり!どうもせっかくの風がなまぬるいと思ってた」
スネ夫「だれかひとり帰らないかな」

言葉の攻撃で、のび太を追い返そうとするスネ夫。

38巻「箱庭で松たけがり」 松たけ山旅行 「松たけ山へいったんだ。も〜、とりほうだいのたべほうだい。土びんむしやら、やき松たけ、松たけめしにすい物・・・。とりたてだからさ、かおりも舌ざわりもなんともいえないんだ。腹いっぱいたべちゃった。きみたちもぜひいくといいよ。いや、高いからむりかな。アハハハ アハハハ。」

のび太「いつもながらあいつのじまん話は、じつに不ふかいでうらやましい

39巻「乗りものぐつでドライブ」 高井山旅行 「いとこの車で高井山までドライブしないか。」

今回ものび太は除外。
39巻「ジャストホンネ」 有名人と知り合い(虚言) 「伊藤つばさちゃんのバースデイパーティーによばれてさ。あいにく薬師丸知世ちゃんのパーティーとぶつかって、どっちをひいきしても悪いから両方ことわったよ。」

本話では、めずらしくスネ夫の普段の言動に対する反省が聞ける。
ぼくだって自分のわるいくせはよーくわかってるんだ。でも・・・口を開くとつい・・・・・・心にもないことをベラベラと・・・・・・・・・・・・。このわるいくせをなんとかなおせないだろうか

スネ夫にもスネ夫なりの悩みが。

39巻「のび太の模型鉄道」 巨大な鉄道模型とレイアウト のび太の鉄道模型を見て・・・

「ハ ハ ハ ま、のび太ならそのていどで満足だろうけど、ぼくぐらいのベテランは・・・。さいていこれぐらいのスペースはほしいんだよね。まだまだひろげていくつもりなんだ。うちが広いから、できることだけどね。」

40巻「環境スクリーンで勉強バリバリ」 環境ビデオ 「耳をすましてごらん・・・・・・。木の葉が風にそよぐ音が聞こえるだろ。小川のせせらぎが・・・・・・。小鳥のさえずりが・・・・・・。」

「ずーっとこんな景色ばっかり続くんだ。環境ビデオってんだよ。気分だけでもさわがしい都会をはなれ、勉強に集中できるってわけ。」

40巻「スネ夫は理想のお兄さん」 弟自慢 ニューヨークのおじに養子にもらわれていった弟スネツグが一時帰国。

うちも金持ちだけどあいつには負けるなあ。庭にはプールやテニスコートがあって・・・。週末にはカナダの別荘へ自家用飛行機で・・・・・・・・・。」

40巻「ミニ熱気球」 いとこの作ったミニチュア飛行船(「SUNE」のデザインが素敵!) 「いとこが作ってくれたんだよ。たまにはこんな、のんびりしたラジコンもいいだろ。」
41巻「未来図書券」 「宇宙剣士バイロン」の最終回ゲラ刷り 「十二月号のゲラ刷りなの!原稿ができると、すぐ製版して、ためし刷りするんだよ。どうしてそんなものがぼくの手に入ったかというと・・・。」
パパの人脈(印刷会社の社長)
41巻「世界の昆虫を集めよう」 昆虫標本 (昆虫標本を手に)「そりゃ、ずいぶんくろうしたよ。めずらしいのさがして、あちこちのデパートを・・・・・・。」
41巻「深夜の町は海の底」 いとこ自慢 「いとこがさあ・・・、スキューバダイビングのベテランで・・・。」
42巻「目は口ほどに物を食べ」 ママの作ったフランスフルコース料理 「食べたことのない人にはわからないだろうけど、とにかくおいしいのなんのって・・・・・・。/つぎはエスカルゴ・ブルゴーニュ風・・・。」

のび太「いつものじまん話か!はじめからきかないほうがいい。精神衛生によくないから。

42巻「運動神経コントローラー」 いとこの作ったラジコンヘリ 「すごい迫力だろ。ラジコンマニアのいとこが、作ってくれたんだ。」
42巻「やりすぎ!のぞみ実現機」 北海道旅行 「とつぜん、サッポロラーメンが、食べたいといいだして・・・。思い立ったらすぐ実行するのが、うちの家族なんだ。さっそくジャンボジェットで北海道へ・・・・・・。金曜日の夕方だよ。秋風は寒かったけど、あついあつい、バターラーメンのうまかったこと!!あのうまさは、とても言葉ではあらわせないね。/土曜、日曜はレンタカーできままなドライブさ。秋の北海道もなかなかいいもんだよ。そして、日曜最終便で東京へ。」
44巻「アニメばこ」 「スーパーコアラッコ」のビデオ 「来月売り出されるビデオ。パパがビデオ会社の社長さんと友だちでね、できたての見本をもらってきたんだ。/なんと、三人用のビデオなんだよ。だから悪いけどのび太は・・・。」
パパの人脈(ビデオ会社の社長と友だち)
44巻「虫よせボード」 かぶと虫 「うちの庭でつかまえたんだ。うちの庭広いだろ いろんな木や草花がいっぱいはえてる。だからいろんな虫がくるの。きみたち 庭がせまくてかわいそうだなあ。」
44巻「バランストレーナー」 四丈半島の別荘旅行 「もうすぐ夏が来る。四丈半島の海辺は、まだほとんど人気がない。きこえるのは海と風の音ばかり・・・。波の立つ日には、サーフィンなんかできるんだよ。牧場があって、馬にも乗れる。(本当はサーフィンも乗馬もできないスネ夫、ドラえもんの道具を当てにして)そうそう、のび太もいっしょにきていいよ。その日になってかぜをひいたりするなよ。」
44巻「ハワイがやってくる」 ハワイ旅行の自慢写真 のび太宛航空便には、写真がたっぷり。
「ぼくみたいに海外旅行のベテランになると、ハワイなんて今さらと思うけど、きてみるとけっこう気軽で楽しいよ。この楽しさを、きみにもわけてあげたくて写真を送る。たぶん、どこへもいけなくてみじめな夏休みをすごしているだろうから・・・。」
45巻「自然観察プラモシリーズ」 恐竜のガレージキット 「ただのプラモじゃないぞ、ガレージキットっていうんだ。ほんの少ししか作らないから、デパートなんかじゃ買えないよ。きみらが手に入れようとしても、ぜったいむりだろうね。」
45巻「ボトルシップ大海戦」 ボトルシップ「サンタ・マリア号」 のび太、おじさんからボトルシップをもらう。それを見たスネ夫…

「その程度でおどろいてちゃ困るなあ。本式のボトルシップをみせてあげる。/コロンブスが乗ってたサンタ・マリア号だ!!」

じまんするなら、せめてこれぐらいの物でなくちゃ。」

45巻「ガラパ星から来た男」 電子ゲーム「紅帝伝説」 のび太に見せびらかして、
「すっごい人気、もうすぐ売り切れだね。」

単なる自慢ではなく、蘊蓄が混ざっているので余計に嫌味に聞こえます。

これだけのレベルで幅広く自慢をできる小学生・・・うらやましいようで、全然うらやましくないですね。

しかし、我慢して聞いているはずののび太たちも、あるときは真剣にうらやましがり、またあるときは話半分に聞き・・・と、むしろ一つの生活パターンとして受け入れている様子がわかりました。うまい付き合い方をしているなぁ・・・。「慣れ」とは恐ろしいものですね。

ちなみに、これら自慢のほとんどが、「のび太がうらやましがる→ドラえもんの道具の登場」あるいは「のび太が除外される→ドラえもんの道具の登場」というパターンの伏線になっています。

「スネ夫の自慢」は、ドラえもんのストーリー上では欠かせない、定石パターンといえるのです。



参考文献 藤子・F・不二雄著『ドラえもん』 1〜45巻(小学館)

投稿者: uuseizin at 07:49